ウェアラブル製品・サービスのミツフジ(京都府精華町)が今春、一般の生活者を対象にした健康ポイントサービスを始める。自治体を通じた住民向けサービスと、介護施設の入居者向けサービスを提供し、ユーザーの健康維持・増進を促す。第1弾は京都府が推進する「京都府デジタル田園都市国家構想プロジェクト」に関わるもので、3月1日に地元精華町で始める予定だ。最初は1000人から開始、ゆくゆくは数十万人への提供を計画している。このほか、九つの自治体で同様のプロジェクトが進んでおり、精華町での運用をパッケージにして応用する考え。
(小堀真嗣)
サービスの開発は、ミツフジとANA(全日空)、ヘルステック研究所(京都市)が協業した。ヘルステック研究所は、スマートウォッチを身に着けて生活するとマイルやポイントがたまる仕組みを開発している。この3社で連携し、サービス設計からアプリケーションソフトを開発してきた。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!