ストリート系、モード系のブランド品を買い取り・販売するセレクトショップ「リンカン」などを運営する未来ガ驚喜研究所(東京)は10月10日、二次流通するブランド品の真贋(しんがん)鑑定サービス「シーズ・バイ・リンカン」を始める。初年度は1カ月あたり1000件の利用、150万~200万円の売り上げを目指す。
アパレル、アクセサリー、スニーカーのあらゆるブランドを対象に、リンカンなどで鑑定経験のある社内の熟練スタッフが鑑定する。フリマアプリユーザーなど、ブランド品を売買する消費者個人を対象利用者に設定し、特に20~30代の男性が多いと見込む。
同サービスは公式サイトから申し込み、オフラインとオンラインの鑑定形式が選べる。オフラインは、利用者が現物をリンカン店舗に配送するか予約持ち込みし、鑑定スタッフが直接手に取って見る。重さや寸法などもわかることから、高い精度で鑑定できる。1点あたりの価格はアパレルとスニーカーが3300円、アクセサリーがシルバー系5500円など。サイト上での結果報告までの期間は、商品到着から5日以内。
オンラインは、利用者が撮影した現物の写真5~10枚をサービス専用サイトにアップロードして、鑑定スタッフが画像を見て判断する。二次流通の購入者が購入品を確認するなど、気軽に利用できる。価格も全カテゴリーで1点あたり500円と手ごろだ。結果報告は、申し込み完了から2日以内。
今後は、質屋商材の競り業者との提携を検討しているほか、フリマアプリとの提携を目指す。
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