ミラノウニカ早期開催決定、7月に

2016/09/28 05:20 更新


 【ミラノ=高橋恵通信員】伊の素材展ミラノウニカ(MU)が、従来9月に開催していた秋冬物展を、17年から7月に開催すると決定した。具体的な日程は未定。

 同展のエルコレ・ボット・ポアラ会長は「企画、生産のタイミングが早まっている市場の要請に応えた。今までより2カ月も前倒ししてコレクションを提案するのは簡単なことではないが、主要出展者である伊の素材メーカーらが一丸となって、完全なコレクションを準備できるように努力したい」と語る。

 16年9月展から、ミラノ・ロー・フィエラ国際見本市会場に会場を移して、将来的な展示面積を確保し、今後のさらなる拡大を目指している。伊経済発展省イヴァン・スカルファロット政務次官は「早期開催により、国際競争力がさらに高まる」と期待する。

 なお、17年2月の春夏物展の会期は2月1~3日。発表済みの会期に変更はない。



この記事に関連する記事