25~26年秋冬ミラノ・ファッションウィーク オリジンとブランドの象徴を前面に

2025/03/04 06:30 更新有料会員限定NEW!


 【ミラノ=小笠原拓郎、青木規子】25~26年秋冬ミラノ・ファッションウィークは、ブランドの物作りの強みを前面に出したコレクションが相次いだ。コンセプチュアルなデコンストラクト(解体再構築)のデザインやレザーグッズのクオリティーを生かしたクリエイションが目立つ。

【関連記事】25~26年秋冬ミラノ・ファッションウィーク 進化するマスキュリン&フェミニン

 エムエム6・メゾン・マルジェラは、ブランドの物作りの一つでもあるデコンストラクトのデザインで見せた。フォルムは大きく分けて二つあり、一つはショルダーパッドを利かせたスクエアショルダーの構築的なライン。もう一つは背中に生地を足して分量に余裕を作ることで生まれるドロップショルダーの、ドレープいっぱいのラインだ。ジャケットやコート、サファリシャツからセーターまでスクエアショルダーの構築的なシルエットで作られる。あるいはコートやジャケットは生地を足すことでずるずると布を揺らしたシルエットへと変化する。

エムエム6・メゾン・マルジェラ

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事