【ミラノ=小笠原拓郎、青木規子】25~26年秋冬ミラノ・ファッションウィークは、引き続きマスキュリン&フェミニンのスタイリングが目立つ。メンズライクなテーラーリングやフォーマルスタイルに、繊細なドレスやフレアスカートを合わせる定番のスタイルを、いかに新鮮に進化させるかがポイントとなる。少しだけニュアンスの違う素材やフォルムが鍵となっている。
(写真=プラダ、フェンディは大原広和)
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プラダのショー会場には、1月のメンズコレクションと同じような金属製の足場が組まれている。武骨な金属の足場の空間の床には、それとは対照的にエレガントなじゅうたんが敷かれている。そんな空間コンセプトとも重なるような、相反する要素を組み合わせたスタイルが登場する。
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