《めてみみ》猫の日

2022/08/10 06:24 更新


 「2=ニャン」という語呂合わせで生まれた日本の猫の日は2月22日だが、8月8日は国際猫の日だったそうだ。国際動物福祉基金が猫の保護について考える日として制定したものだが、なぜ8日なのか。特に理由は無いようだ。ちなみに、世界各地には多種多様な猫の日がある。

 愛犬家の方に叱られるかも知れないが、犬に関することわざには、マイナスイメージのものが多いようである。「負け犬の遠ぼえ」「飼い犬に手をかまれる」などなど。猫にも「猫に小判」や「猫の額」などがあるが、どちらかと言うと、単に現象面を捉えたものが中心になっている。

 実は国際猫の日は、タビオさんからのメールで知った。同社ではこの日に合わせ8月から限定猫ソックスを発売。フェイス柄やポーズ柄などをあしらったプリントや刺繍物を企画し、商品によって直営店や自社ECサイト、百貨店限定商品に分けるなど、売り方もきめ細かい。

 月次速報ベースの売上高(前年同月比)だが、同社は4月が26%増、5月46%増、6月18%増と好調が続く。企業規模の拡大とともに機敏で小回りの利いた動きが鈍りがちだった時期もあったが、再成長に向けて打ってきた様々な施策が功を奏し始めた感がある。まだ猫の手も借りたいほどではないだろうが、元気な企業が増えてくると業界が活気づく。



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