《素材メーカーの開発拠点㊦》帝人フロンティア 帝人中国商品開発センター 原糸から製品まで幅広く対応

2023/07/28 13:00 更新有料会員限定


多様な環境下を再現できる「全天候型人工気象室」

【関連記事】《素材メーカーの開発拠点㊥》東洋紡 快適性工学センター 感覚を数値化し分かりやすく

様々な環境を再現

 帝人フロンティアが中国に持つ「帝人中国商品開発センター」は、帝人グループのテキスタイルや製品に加え、評価技術の開発研究を行っている。センターは12年3月に締結した中国化学繊維工業協会との連携合意に基づき、14年に設立した。中国国内での研究開発を加速し、迅速な顧客対応を図る。

 縫製や評価関連の設備を持つ実験室と実験用の試作設備を備え、開発したテキスタイルを衣服にして着用した際の快適性・機能性の評価や、松山やタイの工場で開発した新しい糸の評価と分析を行っている。基本的に衣料用テキスタイル中心だが、産業資材の開発と評価にも対応している。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定連載



この記事に関連する記事