ここにも!そこにも!あそこにも!ランウェーに、展示会に、猫たちの姿が見え隠れする。24年秋冬の男たちは猫系に一転。「アクネ・ストゥディオズ」にはAI(人工知能)で作成された猫のプリントだけでなく、ニットセーターには何種類かの猫が顔をのぞかせた。さらにはふわふわ素材の猫耳帽まで。
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「JWアンダーソン」の猫像は、スタンリー・キューブリック監督の娘が描いた映画の鬼才の愛猫の姿だ。セーターにトートにプリントされただけでなく、ジャカードニットでも再現された。ピッティでショーを行った「マリアーノ」にはちょいやる気のないタッチの猫が。もう一つのトレンドであるモヘヤニットの上でこちらを見ていた。