マッシュホールディングス(HD)は13日、ファッション事業の巴里屋(東京、吉井雄一社長)と、飲食デリ事業のPARIYA(東京、吉井まり子社長)の2社を買収、子会社化した。代表取締役会長には近藤広幸マッシュHD社長が就く。8月中をめどに2社を1社に統合する予定。代表取締役社長は吉井雄一氏が務める。
出資比率はマッシュHDが95%、吉井雄一氏が5%。巴里屋は吉井雄一氏が96年に設立。ファッション事業ではセレクトショップ「ザ・コンテンポラリー・フィックス」や、オオスミタケシ氏と吉井雄一氏のメンズブランド「ミスター・ジェントルマン」を運営している。飲食事業はデリカテッセン「パリヤ」のほか、東京・青山にある「シティショップ」のディレクションなども行っている。
マッシュHDの持つ海外販売やオーガニック商品のノウハウを生かし、ミスター・ジェントルマンのものづくりやアジア販売、飲食デリ事業を発展させる。セレクト業態やメンズコスメ事業も強化する。
巴里屋は96年に吉井雄一氏が設立
メンズブランド「ミスター・ジェントルマン」などを運営する