皮革卸の丸喜  過去の見本帳が閲覧可能なスペース開設

2020/01/31 06:27 更新


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 皮革卸の丸喜は、自社ビルのショールームの上のフロアに、過去の皮革素材の見本帳を閲覧できる多目的スペースを開設した。取引先のデザイナーなどに商品企画の参考として利用してもらうほか、皮革の物作りに関心を持つ専門学校生などに知識を得る場として活用してもらう考えだ。

 同社は、毎シーズンの提案素材を編集した見本帳を倉庫に保管してきた。80年代からの春夏版と秋冬版が揃っている。革の状態が当時と変わらず、きれいなままで残っているため、「次世代のクリエイションの参考資料として役立ててもらいたい」(藤田晃成社長)として、希望者が閲覧できるようにした。

 ファッション消費が旺盛だった90年代の見本帳には、クロコダイル柄だけでも5~6種類があり、凝ったモチーフでラメ加工が施されていたりと、意匠性の高い皮革素材が揃う。

 皮革素材は専門性の高さが問われることから、専門学校からの依頼で藤田社長が講義に出向くこともある。その延長で「過去と現在のサンプルが同時に見られる多目的スペースで、勉強会のようなこともしたい。さらに、皮革の物作りに携わる企業がある浅草を知ってもらう機会にもしていきたい」という。

貴重な過去の資料が揃う環境を学びの場に生かす
過去のトレンドが分かるユニークな意匠素材が揃う

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