LVMHメティエダール第9回「アーティスト・イン・レジデンス」 日本人アーティスト米澤柊氏を選出

2025/01/23 10:59 更新NEW!


米澤柊氏

 LVMHメティエダールは、第9回「アーティスト・イン・レジデンス」に日本人アーティストの米澤柊氏を選出した。アーティスト・イン・レジデンスは毎年、才能あるアーティストを迎え、優れた作り手との出会いを提供するプロジェクト。今回は1月13日から岡山のクロキで始まり、6カ月間行われる。本プログラムが日本で実施されるのは初めて。

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 米澤氏は、デジタルと現実の交差点を探求する作品で知られる27歳の新進アーティスト兼アニメーター。デジタルアニメーションと人間の魂の関係、デジタル領域における生と死といったテーマを掘り下げ、ビデオや2D作品といったマルチメディアを通して発表している。今回はクロキの専門知識を取り入れながら、デニム生産におけるクラフトマンシップの新たな領域を探求し、自由な創作活動を行う。制作された作品は25年中に発表される予定。

 アーティストの選考には、片岡真実、村上隆、名和晃平、ジャンポール・クラヴェリーの各氏がアートアドバイザーとして参加した。



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