《トップに聞く》ルネッテリア社長 野澤宏一氏 戦術変更、危機をチャンスに

2023/08/17 11:30 更新有料会員限定


野澤宏一氏

 サングラスなどアイウェアを販売する専門店を国内外で13店運営する。他社同様にコロナ下で苦戦するも、MDや出店先の変更、販売代行の活用など矢継ぎ早に手を打ち、いち早く苦境を脱した。22年暦年では19年の売り上げ水準を超えており、業績も過去最高。今年もハイペースで伸ばすが、「来年以降は楽観できない」と脇を締める。

(永松浩介)

 コロナ禍に突入すると売り上げがピーク時の6割に落ち込んだため、販促費を削り、人手が不足しても補充せず、トップライン(売り上げ)に合わせて会社をスリムにしました。一時はどうなることかと心配しましたが、逆風を好機と捉え、ビジネスモデルも思い切って変更しました。

 アイウェアはやはりブランド品が売れるのですが、一方で粗利は相対的に低いから、頼り過ぎると経営は安定しません。眼鏡店のようにレンズでもうける仕組みではありませんからなおさらです。

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