ルクア大阪(運営はJR西日本SC開発)は3月1日~4月2日、テナントと客あるいは客同士の〝会話〟を後押しする盛りだくさんの企画を実施した。周年記念の「感謝」企画で、テーマは「話をしよう」。見知らぬ人同士を含め、たくさんの会話やエールの交換が生まれている。
(吉田勧)
見知らぬ誰かにエールの言葉を
ルクアイーレ(西館)3階入り口では、見知らぬ誰かにエールの言葉を送る「レター~エールの虹を掛けよう~」を全期間、実施した。壁に貼られた封筒に、その場で書いた手紙を入れ、それを抜き取って見た人が、新たに手紙を書いて封筒に入れるという手紙の〝循環企画〟だ。用意した便箋(びんせん)は1日150枚程度。それが「夕方にはなくなる時もあった」という。「素敵な手紙をいただいた」との感想をSNSで発信した人もいれば、自分が書いた手紙の様子をうかがいに再来店する人も。また、手紙を持ち帰らずに返事を書いて封筒に入れる想定外の使い方も生まれた。