スピック&スパン、ジュエリー業態

2016/05/10 06:46 更新


 ベイクルーズグループのフレームワークスは4月27日、ジュエリーブランド「リラ・バイ・スピック&スパン」初の単独店を、ルミネ池袋地下1階にオープンした。

 レディス業態「スピック&スパン」から派生する形で昨年デビュー。トレンドの服などに合わせてジュエリーを提案できるのが、ジュエリー専門企業のブランドとの違いだ。ルミネ池袋店は同フロアにスピック&スパンの店舗があるため、お客のニーズに応じて互いの店に送客し、ジュエリーとファッションのスタイリングの楽しさを伝える。面積は約20平方㍍。

 商品は、オーセンティック、トレンド、クラシックの3カテゴリーがあり、日常使いから記念日のプレゼントまで幅広く対応する。素材は貴石、半貴石、18K、シルバーなど。中心価格は1万~3万円と、女性が自分へのごほうび感覚でも買える。10万円以上の商品もある。

 天然パールを天然の藍で染めた「インディゴパール」(特許出願中)シリーズのネックレスやピアスは、カジュアルさと上品さがあり、色んなシーンで使える。山梨の細工師、研磨師の2人による「甲州貴石切子」と協業したリングは、切子の技術を生かした美しいカットと複雑な輝きが特徴で、6万~12万円。

 現在、東京・有楽町と新宿のスピック&スパンではリラをコーナー展開しているが、スピックのファンが服と一緒に買うケースも多いという。今後も単独出店、コーナー設置の両面で販路を広げる。

天然の藍で染めた「インディゴパール」シリーズ
天然の藍で染めた「インディゴパール」シリーズ

ファッションとのスタイリング提案が強み



この記事に関連する記事