百貨店キャリア、レザージャケットに動き

2017/08/31 04:30 更新


 百貨店キャリア売り場は8月中旬から秋の新商品を投入、レザーが動き出した。アイテムへの反応はブラウスやスカートの人気が春夏から継続し、仕事着としてのジャケットが苦戦している半面、単価の高いレザーブルゾンへの期待が高まっている。

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 阪急うめだ本店は「イネド」のラムレザーブルゾン(5万2920円)が売れ筋に。スカートと合わせるフェミニンなスタイリングが受けている。

 西武池袋本店や高島屋新宿店は「23区」のシープレザージャケットが好評だ。薄手のため秋先はTシャツの上に羽織ったり、冬はコートのインナーにしたりと、長く着られることにも支持がある。あべのハルカス近鉄本店は「ダイアグラム・グレースコンチネンタル」のファーをあしらったラムレザーブルゾンが売れている。

 そのほかではベロアスカートや袖コンシャスのブラウスが良い。色はボルドーやマスタード、オレンジの深みがあるもの。柄は無地かチェックが大半だ。

「イネド」のラムレザーブルゾン(5万2920円)



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