英「ラベンハム」が新たなグローバル戦略 日英ワンチームでブランド再構築

2021/02/04 06:28 更新会員限定


ヘッドオブブランドのジェイク・ウィルモア氏

 キルティングのアウターで数年前に国内で一世を風靡(ふうび)した英国ブランド「ラベンハム」が、新たなグローバル戦略を掲げ、このほどブランドをリローンチした。フレッドペリーが買収したこともあり、その親会社であるヒットユニオンとの日英ワンチームで老舗ブランドを再構築する。本社のヘッドオブブランドのジェイク・ウィルモアさんに話を聞いた。

(聞き手=永松浩介)

ユニークな体制を整える

 ――新生ラベンハムはどんな体制・組織で進めていくのか。

 お客を最優先に考えることをベースに組織を再編し、ユニークな体制を整えた。もちろん、ブランドの本拠地は英国のサフォークですべての製品を作っているのは誇りだが、今ではロンドンと東京にオフィスを構えることで、各拠点のチームがビジネス全体を網羅している。リモートでつながれるようになり、これまで以上にチームの距離が縮まった。

 ――打つ手は色々と想定される。まずはどこから。

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