国内市場へ危機感強めるレディス主力の小売り業 新事業と海外が〝勝負所〟

2024/02/01 08:00 更新有料会員限定


 日本は高齢化で、これ以上の成長は期待できない――レディス主力の小売企業で国内市場への危機感が強まっている。既存事業は維持、強化しつつも、新規分野の開拓で多様な消費の価値観に対応することと、海外成長が要というのが共通の認識だ。事業運営が複雑化かつ高度化するなか、AI(人工知能)には代われない人の力が支えになる。

(関麻生衣)

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 「若い人向けのファッションSPA(製造小売業)は国内事業だけでは発展の余地がない」とバロックジャパンリミテッドの村井博之社長は語る。「国内が伸びるのであれば、コア・コンピタンスへ回帰し、ここで頑張るとなる」が、成長戦略の軸は既存以外の事業か海外展開だ。

バロックジャパンリミテッドの村井博之社長

好機にも脅威にも

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