「ラコステ」初の女性クリエイティブディレクター起用

2018/10/05 13:45 更新


 【パリ=松井孝予通信員】仏メゾン「ラコステ」は、今年5月に契約を終了したクリエイティブディレクター、フィリペ・オリヴェイラ・バティスタの後任として、英国人デザイナーのルイーズ・トロッターを任命した。

 トロッターは英「ジョゼフ」のクリエイションを9年間率いてきた。ラコステ85年の歴史上初の女性クリエイティブディレクターによるコレクションは、パリファッションウィーク19〜20年秋冬で披露される。

 ティエリー・ギベールラコステグループCEO(最高経営責任者)は、「ルイーズの持つ、素材への先見のあるアプローチ、ハイレベルなテクニックのクリエイションは、我々のコレクションをより高める真の財産となるだろう」と期待を示した。

 トロッターは「ラコステの現代性のあるスタイルはスポーツとファッションの融合の中で85年にわたり創られてきた。この歴史に新しい1章を描けることを誇りに思う」とコメントした。

ルイーズ・トロッター氏


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