靴下屋×ダブルエー イオン幕張新都心に初の協業店

2017/10/23 04:28 更新


 タビオは、レディスシューズのダブルエーと協業し、タビオの「靴下屋」とダブルエーの「ダブルエーオリエンタルトラフィック」の協業店を、11月11日に千葉市のイオンモール幕張新都心店にオープンする。初の協業で、靴下と靴やサンダルとのコーディネート提案を強化するのが大きな狙い。

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 ダブルエーが既に持つ店舗を改装し、靴下屋がFC的な形で入居する。店舗面積は125平方メートル、うち靴下屋が40平方メートルを占める。独立した2店が並ぶような形だが、販売員やレジは一本化する。靴下屋はレディス、ダブルエーはレディス、キッズを揃える予定。

 両社はかねてから商品の相互貸し出しや社販の共有化などで連携していたが、ショップの開設で協業関係を強化。現在の店舗数はタビオが276店、ダブルエーが90店で、モデルケースとなる今回の1号店を早期に軌道に乗せ、その後は多店舗化やFC展開も視野に入れている。

 競合激化や消費低迷、販売員の確保などリアル店舗の課題は多い。コーディネート提案の強化、販売員一本化による収益性向上のほか、タビオでは「夏場に弱い靴下屋の売上高を伸ばす意味でも、協業の効果は大きいはず」(越智勝寛社長)と見ている。


靴下屋×「WAオリエンタルトラフィック」ショップイメージ図




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