ウール生地で知られる尾州産地で、テキスタイルメーカーの小塚毛織(愛知県一宮市)に83歳の女性が入社した。夫とともにかつて機屋を営んでいた坪内サヨ子さんだ。「昔ながらのションヘル織機の技術継承を進めたい」という小塚毛織の思いと、坪内さんの「もう一度機織りしたい」思いがマッチした。〝継承される〟若い人材だけでなく、〝継承する〟技術者の雇用も進め、貴重な技術をつなぐ。
(小坂麻里子)
懐かしさに誘われて
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