コーニット・デジタル オンデマンドサービスで過剰生産解決

2021/10/20 06:27 更新有料会員限定


顔料インクで表現豊かな色を実現

 イスラエルのデジタルプリンターメーカー、コーニット・デジタルは、プリントから販売までをつなぐオンデマンドのプラットフォーム「コーニットX」を打ち出し、アパレルの過剰生産の解決を図る。関連して環境目標も設定し、オンデマンド生産の普及で26年までに11億点の過剰生産削減、4兆リットル以上の水削減などの貢献を目指す。

(中村恵生)

 日本法人のコーニット・デジタルジャパンが東京でメディア・BtoB(企業間取引)向けイベント発表した。同社はTシャツ用のDTG(ダイレクト・トゥー・ガーメント)プリンターの高生産機で世界トップの位置にあり、近年はテキスタイル用プリンターにも力を入れる。どちらも顔料インクを搭載し、蒸し・水洗といった後工程が不要な上、前処理も本体に組み込んだシンプルなプロセスが特徴。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン



この記事に関連する記事