魅力的な工場の発信を――小松マテーレは夏用のユニフォームを一新した。Tシャツとポロシャツがあり、帯電防止や吸汗速乾といった機能を加えた。「一体感を持ってもらい、(誰に)見られてもいいような物作りの現場にしたい」(中山大輔社長)との思いを込め、同社のロゴを入れ、既存のパンツと同じ黒にした。
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Tシャツとポロシャツは従業員に選んでもらい、配布を完了した。「軽くて、肌離れが良く快適」「黒で統一され、洗練された印象」と好評だ。ペンを差せるポケットが袖に着いたTシャツは、広い工場内を移動するため常に筆記具を持ち歩く現場の従業員に人気だという。
中山社長は業界の人手不足に触れ「夢を持ちながら働く環境をより良くし、ブランド力を高める」ことが課題解決につながると考える。労働環境の改善では、井戸水を活用した空調システムを導入するなどし、年内には本社食堂の刷新も計画している。