小泉アパレル 「Rオンライン」軸にシニア向けOMO戦略を強化

2025/12/01 06:28 更新NEW!


シニアのコミュニティー形成を重視する「Rオンライン」

 小泉アパレルは、ECサイト「Rオンライン」を軸に、60歳前後のアクティブシニア層をターゲットとしたOMO(オンラインとオフラインの融合)戦略を本格化している。ファッション経験が豊富なこの世代に向け、「誰かに会うための装い」をキーワードに、旅行や外出を意識した華やかなプリント商品の開発を進める。

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 Rオンラインはユーザー同士が交流できる場を設け、共感とつながりを育む〝リアルなファンサイト〟の構築を目指す。

 LINEを活用したメルマガ配信や、インスタグラムで職人を紹介するなど、SNSを積極的に活用し、ブランド価値の可視化にも注力する。新聞広告では掲載当日の午前5時に購入が発生しており、シニア層への紙媒体の有効性も確認しており、さらにシニア向けマーケティングを強化する構えを取る。

 今後は「オーガニックライフ」などライフスタイル提案型商品の拡充や、他社製品の扱いも視野に入れる。27年に60代の子世代向け商品のローンチを計画。親子で共感できるライフスタイル提案を通じて、ブランドの持続的成長を図る。かつて20万人を超えた旧レナウン時代の基盤を再構築するため、シニアに特化したUX(ユーザーエクスペリエンス)の最適化と情報発信の強化を進めている。

 26年にはOMOの実践店舗を出す計画で、デジタル連携を強めた接客力を生かし、購買促進を図る。シニア向けファッションサイトの成功例はまだ少ない。Rオンラインがその先例となることを目指す。

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