小泉アパレルの3~8月決算は2ケタ増益とコロナ禍から回復し、再成長への勢いがついた。主力生産国を中国からインドへとシフトするなか、素材や技術の特質に見合った商品企画が成功し、確実に広がりを見せている。インド製品の商品力と生産体制を背景に、気候変化に対応できるMDを組み立てる。
(津田茂樹)
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3~8月はインド製品の素材バリエーションが増え、価格上昇に見合う価値を提供でき、営業利益が約20%増と大きく前進できました。しかしこれからは値上げできる商品の創造だけでなく、生産コスト抑制の努力も惜しまないようにしなければ、為替変動に対応できないと気を引き締めています。
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