京都の作家、創作生地の40作目リリース 百貨店で販売

2017/11/02 04:25 更新


新柄を取り入れた定番のトートバッグ

 京都で活動するプロダクトデザイナーのkoha*(コハ)さんは、オリジナルテキスタイルの創作で40作目となる新柄「庭神(にわがみ)ワンダー」を出した。雑貨類は新柄とともに既存柄の端材を生かしたパッチワークも取り入れて充実。自ら運営するギャラリーショップ「椿ラボ京都」のほか、百貨店期間限定店などで販売する。

 織り柄のような厚みを感じさせる新柄は、ヤツデの花やオモト、マツバボタンなど庭の植物がモチーフ。インクジェット捺染でファンタジー調に表現した。パープル系とグレー系の2配色。下生地の綿サテンは、1㍍当たり6000円でカット販売する。雑貨によって綿ローンも使う。

 新柄の雑貨は定番のトートバッグ(6000~6500円)や防水撥水(はっすい)加工のエコバッグ(9000円)、晴雨兼用傘(2万~2万2000円)、クッションカバー(5000円)を揃える。また、既存柄をパッチワークにした雑貨は、ゆったりサイズのトートバッグ(1万8000円)とクッションカバー(1万円)がある。

 百貨店催事は、今年5月の阪急うめだ本店や7月の伊勢丹新宿本店で手応えを得た。18年春にも両店での期間限定出店が決まっており、複数の新柄を加える。




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