金城学院大学国際情報学部の佐藤ゼミ カンボジア人女性とライフスタイルブランドを立ち上げ

2025/12/11 06:26 更新NEW!


 名古屋市の金城学院大学国際情報学部、佐藤奈穂准教授のゼミ生たちは、カンボジアの豊かな自然と伝統に光を当てたライフスタイルブランド「ディアミー」を立ち上げる。

 ディアミーは佐藤准教授のゼミ生とカンボジア人女性がともに作るブランドとして15年に立ち上げたアクセサリーブランド「ディアガール」のサブブランドの位置付け。ディアガールではこれまで毎年夏休みにゼミ生がカンボジアへ渡航し、現地女性たちとともにアクセサリーを製作。それを日本で販売し、収益を現地女性たちに還元する活動を行ってきた。

 ディアガールの取り組みは19年には全国の学生団体・サークル・部活動を表彰する「第5回学生団体総選挙」で1178団体の中で、総合グランプリに選ばれるなど高い評価を得ている。

 ディアミーでは、カンボジアの農村で現地女性とともに、手作業で製造したココナツオイルを使用したハンドクリームを打ち出す。

 ココナツオイルは有機栽培で、ゼミ生が今年8月に現地を訪れ、農村の女性と共同で作った。ハンドクリームはココナッツオイルとレモングラス、ホーウッド精油を合わせた爽やかな香りが特徴。高い保湿力と、肌になじみやすい柔らかな質感になっている。

 ハンドクリームはバッグにチャームとして取り付けられるようにした。チャームは毛糸で丁寧に編んだハートとリボンに、きらめくビーズを添えた。200個限定で、12月15日からオンラインで予約販売する。売り上げはカンボジアの農村の女性たちに還元する。



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