《新ワークスタイル》生地のMが手作り作家3000人を組織 メタバースで交流とビジネス

2022/11/21 06:30 更新有料会員限定


生地販売の新たな業態を立ち上げた宮島BISITS社長

 国産生地をハンドメイド作家向けに販売し、成長している企業がある。オンラインショップ「生地のM」を運営するBISITS(東京)だ。20年10月に岐阜県美濃市で創業し、21年1月からSNSで発信しながら事業を本格化した。社長が異業種から参入しただけでなく、従業員の多くがメタバース(インターネット上の仮想空間)上で勤務するなど柔軟な働き方が目立つ。1年半で全国のハンドメイド作家3000人を組織し、常時5万メートル以上を在庫して販売する規模にまで成長した。

(浅岡達夫)

財務とIT知見で

 立ち上げたのは岐阜県美濃市出身で、経営コンサルタントの宮島大輔社長(37歳)。岐阜市で生地問屋を経営している同級生から生地業界の厳しい状況を聞き、「得意とする財務コンサルタントのノウハウやITを生かし、生地業界を活性化できないか」と考えたという。

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