子供服関連企業がジェンダーバイアス解消に動く 性別にとらわれないファッションを

2022/03/30 06:30 更新有料会員限定


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「アーチ&ライン」は女の子のフォーマルウェアで、パンツのセットアップの売り上げがドレスを上回った

 子育て世代にとって、ジェンダーバイアスは身近な社会課題だ。子供が成長するにつれ周囲の影響を受けていくのを目の当たりにし、振る舞いに悩む親は多い。性差に出会うものとして、子供服の存在は大きい。その役割をかみ締める子供服関連企業の中には、「男らしさ」「女らしさ」にとらわれずファッションを楽しんで欲しいと、ジェンダーレスな提案やジェンダーバイアス解消に取り組む動きがある。

(金谷早紀子)

「性別欄」を廃止

 先行しているのは、ベビーから大人サイズまでを販売する「アーチ&ライン」(アーチ)だ。12年の立ち上げ当初から性別や年齢に縛られない物作りを貫き、例えばピンクを使う時は、性別を問わず似合う色調になるよう試行錯誤を重ねている。男の子のモデルにシャツワンピースとパンツをコーディネートしたことがファッション好きの親に受け、ブランドのスタイリングとしても定着している。

 21年には、直営店舗とECで取得する顧客情報内の性別欄を廃止した。取引先の意向で男女別にしていた福袋も今冬、クールとスイートのテイスト別に変えた。同社と客がイメージするテイストにごく一部で齟齬(そご)があったが、商品を交換して対応するなどトラブルには至らず、好意的に受け入れられたという。

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