関西ファッション連合テキスタイル部会 地域・商業ブランドを立ち上げ

2024/07/04 06:25 更新


船場の地域・商業ブランドとして打ち出す

 関西ファッション連合のテキスタイル部会は地域・商業ブランド「船場テキスタイル」を立ち上げた。長年培った素材開発力とストックビジネス機能を、国内外に発信する。

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 同部会に所属する33社のうち、テキスタイルを在庫する企業を中心に参加する。各社の在庫を生かし、必要なタイミングで適量のテキスタイルを提供し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献したい考えだ。

 国内の繊維団体との協業や、見本市がない海外の空白地域などでの合同展開催などを視野に入れている。6月28日の会見に出席した北高の高山茂也社長は「大阪の中心で人々の暮らしを支えてきた船場の地域商業ブランドとしての機能を訴求したい。25年に開催する大阪・関西万博も訴求する重要な機会として関わりを持ちたい」と話した。



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