エフ・ディ・シィ・プロダクツは11月27日、新たなジュエリーのDtoC（メーカー直販）ブランド「KAKERA」（カケラ）を、「4℃」公式サイトから発売する。
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同社はこの間ジュエリー市場での新たな需要創出を目的に「コフルバイ4℃」「4℃オムプラス」と、コンセプトの異なるDtoCブランドや新シリーズを相次ぎ立ち上げてきた。21年秋からスタートした4℃オムプラスはすでに年間売り上げ1億円超に成長している。「メインの4℃ブランドを磨く一方で、様々なニーズに特化したブランドを広げ、ジュエリーを身近に感じて頂きたい」と瀧口昭弘社長。
カケラは、自然の美しさを体現する鉱物にクローズアップしたブランド。デザイナーに佐野香澄氏を起用し、30代からの女性をターゲットに自家需要向けのラインナップを企画した。ブランドを象徴するコレクション〝ワンオブアカインド〟（1万8000円から）は、デンドライトクォーツやピクチャーアゲートといった個性的な天然石を使用。一つひとつ異なる内包物の表情に合わせて10Kの枠を作成しリングなどを作る。
このほか、コーディネートに合わせやすいスキンカラーの天然石を使ったコレクション（2万2000円から）や、バースストーンのコレクション（1万8000円から）、テントウムシやスネーク、木の葉など自然のモチーフを10Kでかたどったコレクション（1万円から）など6シリーズ約110型がある。クラシカルなディテールとさりげないサイズ感で、普段使いしやすいデザインだ。
販路は、4℃公式ECサイトのほか、年明け以降に期間限定店の出店もできればとしている。
