カジグループの新工場兼産業観光拠点「カジファクトリーパーク」プロジェクト(石川県かほく市)が具体化を始めた。総投資額65億円は国内の産地企業として異例の規模で、公園やカフェなど一般向けの集客機能に力を入れた。梶政隆社長は「人が集まってくれなければ自分たちの存在は知られない。消費者に認知してもらうことでテキスタイルの価値を上げ、働く人が集まる産業にしたい」と狙いを話す。
(中村恵生)
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イベント開催で集客
来年4月のグランドオープンに向け、子供連れが楽しめる大型遊具、水場、テラスなどの整備を進めている。芝生の緑地公園は南欧から取り寄せた樹齢1000年のオリーブ2本などシンボルツリーのほか、桜、広葉樹などを植えた。イベント広場としても活用し、フリーマーケットやマルシェ、ファッションショーなどを開く予定。
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