《繊維トップに聞く》カイハラ執行役員営業本部長 稲垣博章氏 開発強め小量多品種に転換

2024/09/24 12:00 更新有料会員限定


稲垣博章氏

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コロナ禍機に見直し

 ――コロナ禍以降の回復状況は。

 コロナ禍の影響を受け、柱の輸出で海外ブランドとの商談が途切れたほか、ウクライナでの紛争なども重なってダメージがありました。昨年までは厳しい状況が続きましたが、今年に入って前年同期比20%増と上向いており、利益もついてきています。コロナ禍の沈静化に伴い昨年から海外客に直接提案する機会が増えて既存客の受注が戻っているほか、新規開発品の成果も出ています。

 ――商品開発に力を入れている。

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