フードやコスメ、ドラマ、音楽――。韓国カルチャーが世界を席巻する中、Kファッションも勢いを増している。その潮流に商機を見いだすのは日系の生地コンバーターや商社の現地法人。高品質な日本製素材や製品納めの提案を強め、成長市場に乗り込んでいる。
(小坂麻里子)
韓国繊維産業連合会(KOFOTI)によると、韓国のアパレル市場規模は24年で約339億ドルで、00年代以降右肩上がりを続けている。その背景にあるのは「サブスクリプションやSNSで気軽に感性を共有できるようになったこと」と韓国ファッション産業協会のシン・ヒジン取締役。特に「マーティンキム」や「マルディメクルディ」などがMZ世代の間で好まれており、日本含めグローバルで成長中だ。
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