「サロン・アダム・エ・ロペ」20年春 リラックス打ち出す

2020/01/09 06:25 更新


 ジュンは20年春に、〝食〟と〝ファッション〟を切り口にしたコンセプトショップ「サロン・アダム・エ・ロペ(サロン)」で、〝リラックスだけど、エレガンス。〟をテーマにしたデイリーなレディスアパレル企画を打ち出す。サロンのレストラン業態の新規店も今春に2店オープンする。

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 レディスアパレルでは、明るいペールカラーをベースにしたシアー感のあるブラウス(1万7000円)に、リブ編みのトップ(1万円)や上品なプリーツスカート(1万5000円)など異素材のアイテムを組み合わせ、カラーグラデーションを生かしたスタイリングを提案。リネンを生かしたノーカラージャケット(2万5000円)や、抜け感のあるブラウス(1万5000円)などはクリーンで都会的な印象を与える。「身体を締め付けない心地よさと女性らしさ」を意識したデザインを特徴とする。

 サロンでは、ファッション市場のサステイナブル(持続可能性)への意識の高まりを受けてリラックスウェアシリーズを企画した。日本環境設計が取り組む古着回収プロジェクト「ブリング」に参加するとともに、回収した古着やペットボトルを原料にした再生ポリエステルによるエプロン(7100円)を販売。リサイクルポリエステルの「エコフレンドリー」を使ったVネックチュニック(7000円)やドッキングドレス(1万2000円)もある。

 レストラン業態は今春、関東で二つの新店を開業する。〝ひきたてハンバーグとワイン〟を得意メニューとする「サロン・ブッチャー・アンド・ワイン」は、ハンバーグの焼き方やミンチ肉のひき加減を客の要望に応じてカスタマイズして提供する。「サロン・ギンザ・サボウ・こめ食堂」はサロンのスタッフが群馬県で生産したコシヒカリ「雪ほたか」をおばんざい定食やおにぎりなどにして出すほか、特殊圧力釜で炊いた「寝かせ玄米」もメニューとして提供する。

 サロンは「ファッションと同じくらい食べることが好きな人へ。」がコンセプト。「デリシャスファッション」をテーマにファッションとスタイリッシュなフードライフスタイルを提案する。

明るいペールカラーをベースにしたスタイリングを提案


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