人口減少を見据え、来館・滞在価値を高めることによる客単価向上とともに、今後の客層の幅の拡大を検討している。買い物および買い物以外を含めた来店促進策とする「小さなオケージョン」作りや、大阪初など〝ここにしかない〟テナント導入に改めて力を入れていく方針だ。
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〝新しい関心事〟
――消費の現状は。
インフレが進み、生活防衛や節約志向も見られますが、意味や価値を感じる消費は惜しまない傾向が続いています。これまでも来館・滞在価値を上げて客単価を高めることを重視してきましたが、その努力がますます重要になると考えています。
――SC運営の重点は。
リアル、オンラインいずれの顧客接点でもお客様とテナントをつなぐ地域一番のプラットフォーマーを目指しています。商品そのものの価値向上はテナントの役割。私たちは来館し、滞在する価値を高める役割を担っており、その一環として「小さなオケージョン」作りを進めています。
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