【記者の目】輸出機運の高まる日本製ブランド 企画で重視すべきポイントは?

2024/08/05 14:00 更新有料会員限定


グローバル化推進に取り組む「モモタロウジーンズ」

 メンズカジュアルをはじめとした日本製ブランドの海外輸出の機運が再び高まっている。コロナが終息し、海外へ営業できる機会が戻り、円安の追い風もある。販路を広げるために、企画で重視すべきポイントは何だろうか。評価の高いメイド・イン・ジャパンのクオリティーだけに頼らず、もっと別の視点からも付加価値を打ち出すことを期待したい。ブランドらしさを表現する〝エゴイズム〟、またはトレンド感のある打ち出しなどで、バイヤーの心を揺さぶることが重要だ。

メンズこそ本腰を

 国内の衣料消費市場規模は、既に19年に減少に転じている。コロナ禍や少子化などもあって、これから拡大に転じる可能性も少ない。そんなマーケットの中で、メンズはもともと市場規模がレディスよりも小さい。

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