「ジル・サンダー」 今秋から新ラインをスタート

2019/04/08 14:39 更新


 「ジル・サンダー」は19年秋冬向けから、メインコレクションを補う新ライン「ジル・サンダー+」をスタートする。山や海への旅行など「都会から抜け出した暮らし」をコンセプトに、機能性を踏まえたフォルムでリラックス感や着心地の良さを伴ったスタイルを提案、ほぼ全製品をユニセックスで販売する。

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 ジル・サンダーのロゴ表記に続く「+」は、素材と性能へのこだわりを象徴し、オーガニック素材や天然の機能も積極的に取り入れる。また、専門分野でのパートナーシップを意味し、クリエイティブディレクターのルーシー&ルーク・メイヤーが独自のノウハウや研究開発を評価する企業と協業する。今秋冬は、ゴム引き素材を強みとする英マッキントッシュと組み、高機能のアウターウエアや小物雑貨を作った。

 デニムのラインもある。日本製の生地を使い、縫製も日本。熟練職人が、パンツ、シャツ、ジャケット、ジャンプスーツなど一つひとつを丁寧に作っている。ほかに、ダウンジャケットやトレンチコート、ニットウエア、高性能のパッカブルアウター、ブーツやスリッパ、シルクのナイトウエアなどが揃う。

ジル・サンダー+


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