日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は11月に開いたJFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)2025、プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)25年秋冬で、次の売れ筋となりそうなテキスタイルを来場者投票で決める企画「ワッツネクスト・テキスタイル」を実施した。天然繊維や和紙を使い、軽やかでテクスチャーに個性のある素材が支持された。
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5位 小原屋繊維「まるでカシミアのような、オーガニックコットンとシルクの競演」
ウールのような質感とカシミヤの手触りを表現した起毛素材。手摘みのオーガニック綿で紡績した80番手の細い糸にシルクを配合した糸を使った。一見ベーシックな素材だが、「触った感触が(意外性があり)支持されたと思う」と話す。素材の上質さと加工技術が光る商品で、今後は「この起毛のテクニックを様々な素材で試し、自社の新たなブランディングになれば」と考える。
天然繊維を得意とするコンバーターの同社は、気候変動を受けて秋冬向けでもリネンやコットンを推している。
4位 セセポシャ「オトヤ」
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