ジーンズカジュアル専門店の9月14日の定店観測は、残暑の中、夏物と秋物の動きが混在する1日となった。新作が入荷した店は、知名度のあるブランドが先行する形で秋冬物が動き始めている。インバウンドには引き続きジーンズをはじめとしたデニムアイテムが好評だ。秋物の本格化に向け、気温の低下が待ち遠しい状況だ。
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ジーンズ売れる
ボトムは全体では先月を下回ったものの、前年同月は超えた。特にジーンズが売れた。「客数の60%がインバウンドという状況は続いているが、国内の客の購買率も上がっている」というヒノヤは、デニムアイテムのセットアップやお土産買いで客単価が上がった。
タイガースブラザースは「グラミチ」の薄すぎず厚すぎないデニムを使ったデニムパンツが売れた。「エンジニアドガーメンツ」の綿リップストップのファティーグパンツも好評で、同素材のジャケットとのセットアップ購入も目立った。
