5月に開催した総会で、日本衣料管理協会の会長に就任した。活動の柱の一つ、繊維製品品質管理士(TES)資格の認定事業で、受験者が減少している現状を変える取り組みを開始。衣服の総合科学としてTESを普及し、業界の活性化に努める考えだ。
(河邑陽子)
資格取得者が減少
当協会は、繊維ファッション業界で品質問題を無くすために71年、〝品質に強い人材〟を業界に送り出す目的で発足しました。大学教育によって育成・認定される衣料管理士(TA)資格は、家政学科や被服学科を卒業後、この業界に積極的に来てもらう狙いで、50年前から認定者を輩出。服作りが好きな学生に、デザインに加え、素材や生産、流通、消費など人文系から自然科学系、経済まで、総合的な知識の教育を行ってきました。
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