ジャパンイマジネーションは15日、先日のテレビ番組で放送された縫製工場における外国人技能実習生の労働問題に関して、同社のホームページでコメントを発表した。
今回の問題については、「7月に岐阜一般労働組合と番組制作会社から一報を受けて初めて認識した」とする。同社商品の取引メーカーに確認した結果、「問題の工場に該当とされる商品の発注があり、労務問題が存在する事実も分かった」という。
「取引メーカーの先の縫製工場で不適切な人権労働環境のもと製造されていたとすれば誠に遺憾と考えており、その実情を知り得なかったことは大いに反省すべき点と認識している」とコメント。取引メーカーへは同工場での商品製造中止を申し入れ、9月に同工場での製造は終了したという。「今後は取引メーカーと共に、製造現場にさらなる関心を払い、自社商品がそのような環境下で製造されることがないよう努力していく。お客様をはじめ各方面の皆様に大変ご心配をおかけしたことを心からお詫びする」とした。
テレビ番組の放送後、工場で製造された商品の発注元がジャパンイマジネーションであるとネット上で話題となり、同社やブランドへの批判も上がっていた。