ジャパンブルー 全ブランドを複合したEC店を開設

2020/07/08 10:58 更新


 ジャパンブルー(岡山県倉敷市)は7月1日、全ブランドを複合したEC店舗「デニム研究所・バイ・ジャパンブルー」を開設した。自社の製品ブランドすべてを初めて扱い、初年度の売り上げ目標は6000万円を見込む。2年後をめどにオムニチャネル化の実現にも取り組む。

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 既存ECサイトの三つを統合する一方、「桃太郎ジーンズ」の既存サイトをリンクバナーでつなぎ、「ジャパンブルージーンズ」「アーヴィン」「セット」「テクスチャー・ウィー・メイド」「ネガティブデニム」の6ブランドを展開する。ジーンズやトップ、バッグや小物など約500品番を揃える。デニムやシルエット、サイズ、テイストの異なるそれぞれのブランドの中から、「自分の個性にフィットしたジーンズ」を発見できるようなコンテンツを展開する。

主力ブランドの一つ「ジャパンブルージーンズ」の商品ページ

 開設に際しては社内組織を再編成。従来のブランド事業部がECを運営する方式をやめ、ECを統括する部署を新設した。ブランド全体を見渡せるようにし、今までのメンズ、レディスを中心とした販売戦略から、ボーダーレスに潜在層や未認知層へのタッチポイントの増加を推進する戦略に変更した。

 ECと直営店で会員機能やポイント機能の共用化も図っていく。ポイント機能は、会員ステージを4段階用意し、ステージが上がるごとに還元率がアップする。オープニングキャンペーンとして7月31日までの1カ月間、会員登録したお客に初回500ポイントを付与するほか、期間中に1万1000円(税込み)以上購入したお客に特製デニムバッグをノベルティーとしてプレゼントする。

デニム研究所・バイ・ジャパンブルーのトップページ


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