ジャパンブルー 見学可能なデニム工場の操業開始

2020/01/17 06:25 更新


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ジャパンブルー児島製織所内。シャトル織機が揃う

 ジャパンブルー(岡山県倉敷市)は16日、本社近くの場所で「ジャパンブルー児島製織所」の操業を開始した。岡山市内にあった工場を移転したもので、豊田自動織機製のG型自動織機「GL9」(80年製)9台を稼働させ、月産5000メートルを見込む。JR児島駅前にあり、見学もできるようにし、ジーンズ産地である児島の発信をさらに強めるとともに、物作りから店頭まで手掛ける自社の強みをアピールする狙いだ。

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 同所は、自社物流倉庫だった建物を活用。ベテラン職人1人と若手職人1人が常駐し、織機の管理運営やメンテナンスなどを行う。同織機はシャトル織機と呼ばれる旧式の織機で、セルビッジ(赤耳付き)デニムを織る。最新型の織機に比べて製織速度は5分の1と遅い。だが、太番手糸をしっかりと織り込むことが可能で、織り目に適度なムラができ、手織りに近い独特の風合いが特徴。ここで生産したデニムは主に自社ブランドで使用する。隣接した場所に検反所も新設し専属スタッフ1人を置く。

 製織工場は誰もが窓越しに中を見られるほか、企業や学校、各種団体を対象に、予約制で見学(無料)を受け付ける。

 同社は児島ジーンズストリートで「桃太郎ジーンズ」や「ジャパンブルージーンズ」などの路面店を運営し、17年には本社本館にジーンズ縫製工場も移設。今回の製織所移転により、物作りから店頭までを一連で見ることができるようになった。社内外の連携がよりスムーズになるほか、ブランド価値のさらなるアピール効果も期待する。「児島で点から面へと広がりつつあるジーンズの街の動きの一つとしても発信を強められれば」(真鍋寿男社長)と話す。

織機を稼働させる真鍋社長

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