古着小売りのJAMトレーディング(大阪市)は10月6日、大阪・難波エリアに初となる24時間営業の無人古着店「STOPY」(ストッピー)をオープンする。「古着が様々な形で流通している中、一つの販売方法として試してみることにした」(福嶋政憲社長)。
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ストッピーの面積は約50平方メートル。OCAT(大阪シティエアターミナル)から歩いて5分ぐらいの場所に1層の路面店を出す。約1500点の古着を用意し、気に入る商品を心ゆくまで探せる店作りを狙う。中心価格は1000~3000円。セルフレジを導入し、現金や各種クレジットカード決済などに対応する。
同社は主力の「古着屋JAM」をはじめ、レディス古着の「エルル・バイ・JAM」、ロープライスでエコを切り口にした「ロエコ・バイ・JAM」を展開。23年11月期もすでに7店出すなど主要都市での出店を強化しており、売上高30億円を目指している。ストッピーはまず今回の1店の様子を見てから戦略を練っていく。