日本フォーマル協会(JAFA)は10月11日、フォーマルウェアの普及を目的に、フォーマルウェアを素敵に着こなせる著名人を表彰する「第21回ベストフォーマリスト」の授賞式を都内で行った。コロナの影響で4年ぶりとなる今回、俳優の志尊淳さんと元卓球日本代表選手の石川佳純さんが受賞した。
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石川さんは東京ソワールが手掛けた、シャンパンブルーのイブニングドレスで登場。デコルテの透明感とウエストから足元に流れるようなフィット&フレアのシルエットで、グリッターをのせたチュール素材がジュエリーのような輝きを表現した。「このようなドレスはこれまで着る機会がなく初めてで、うれしかった。背筋が伸びますね」と語った。志尊さんはメルボメンズウェアーのオーダーブランド「麻布テーラー」で仕立てたタキシードで登場。「シンプルなデザインだが、好きな仕様を表現してもらいフィットしています。姿勢や所作に気を付けて着ています」と語った。

小泉純一JAFA理事長は「フォーマルは相手を思いやる心が根本にある。コロナでつらい時期を味わったが、対面で会い、喜びを伝える機会が戻ってきた。日本が明るく盛り上がるように、フォーマルの発展を目指していく」とあいさつした。