改装した伊勢丹新宿本店「リ・スタイル」 多様な感性が光る編集、空間

2020/08/28 06:27 更新会員限定


バイヤーによる「キュレーション編集」は今回、サステイナビリティー(持続可能性)がテーマ。大きなアート作品はこれまでリ・スタイルで販売した服を回収、その端切れを活用した

 伊勢丹新宿本店は8月19日、婦人服の自主編集売り場「リ・スタイル」を改装オープンした。96年3月にスタートし、ファッションに敏感な女性に向けて常に時代の最先端を発信してきたリ・スタイル。来年25周年を控え、価値観が多様化する今の時代を改めて見つめ、自分らしさを表現できる売り場を作った。

(関麻生衣)

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 キーワードは「100人100通り」と「共感・偶然」だ。店のコンセプトを従来の商品やブランド軸から、バイヤーや販売員の視点を生かした品揃えや空間といった共感型に変え、四つのゾーンで再構成した。複数の感性を混在させ、「新鮮な発見が欲しい」「新しい自分に出会いたい」という客のニーズを満たす。

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