伊勢丹新宿本店 「リ・スタイル」を改装オープン

2020/08/20 06:28 更新


バイヤーがテーマに基づいて編集する

 伊勢丹新宿本店は8月19日、婦人服の自主編集売り場「リ・スタイル」を改装オープンした。ファッションに対する価値観の多様化に対応して、従来の商品軸でなく、様々な感性を集めた新たな編集ゾーンを再構築した。リアル店舗とともに、SNSなどデジタルを活用した接客サービスを引き続き強化する。

 重視したのは「100人、100通り」「共感・偶然」。マスでなく「個」に対応した顧客戦略や商品政策を明確にした。「自分がどうありたいか」「新しい自分に出会いたい」といった大きく変化する顧客ニーズに応える場づくりを目指す。従来のブランド別やスタイリング別から顧客との共感型へ品揃え、売り方を転換する。

 人を軸とした編集はバイヤーによる「キュレーション」、販売員による「スタイリスト」、モノだけでなくクリエイションの背景を含めて紹介する「デザイナー」の3ゾーンのほか、担当販売員が全館から商品を推奨する予約制サロンで構成する。キュレーション編集ではサステイナビリティー(持続可能性)をテーマにしたオープニング企画に、「アキラナカ」「ルール・ロジェット」「マメ・クロゴウチ」など15ブランドが参加する。バナナペーパーを原料としたエシカルハンガーを買い上げ客にプレゼントする。

 リ・スタイルは1996年3月にオープンし、ファッション感度の高い女性を対象に世界の最旬の商品を提供してきた。年間売上高は約10億円で、同店を代表する自主編集売り場として定着する。

デザイナー編集のゾーン
スタイリスト編集のゾーン


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