ハートバーン「インナープレス」卸再開

2017/02/10 06:39 更新


 子供服のハートバーン(大阪市)は、ジュニア向け「インナープレス」をリブランディングし、専門店への卸売りを再開した。

 同ブランドは15年秋冬物の販売を休止し、同年9月に百貨店の全17店を閉鎖した。その後、ネット販売は継続しながら、リブランディングに取り組んできた。

 サイズは従来130~160㌢を作っていたが、130㌢の売れ行きが鈍かったため、140~160㌢に相当するXS、S、Mの3サイズに改めた。

 デザインは、従来はキャラクターを取り入れてきたが、今時のジュニア層はレディスとほぼ同じトレンドを取り入れる傾向があるため、ロゴや無地に変更した。企画数は以前よりやや少なめで、1シーズン45型。雑貨は仕入れで対応している。

 販路は専門店とネットに絞った。一方、消費者と接点を持ち、ブランド認知を広める取り組みに力を入れている。16年は百貨店で期間限定店を4回出した。秋以降には「関西コレクション」「ドリームキッズコレクション」「代官山コレクション」のショーに参加した。

 SNS(交流サイト)は、LINE@、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムを活用する。インスタグラムは1年前に始め、フォロワーは900人になった。

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