インヒールズ スイスのメンズエシカルブランドを販売

2017/05/24 04:20 更新


エレガントでサステイナブルをコンセプトにしたシャツ

 エシカル(倫理的な)ファッションブランド「インヒールズ」を製造販売するインヒールズ(東京、岡田有加代表)は、東京・下北沢の直営店「チャンネルゼロワン」で、日本初登場となるスイスのメンズ向けエシカルブランド「カルパサス」の販売を始めた。

 カルパサスは15年に発売したシャツブランド。ブランドの共同代表を務めるマイケル・ジーク氏とレネ・グルネンフェルダー氏が、男性にとっての重要なアイテムのシャツにエシカルな選択肢がないことに着目してブランドを立ち上げた。コンセプトは、高い品質、エレガントなスタイル、サステイナブル(持続可能性)であること。

 素材は認証を受けたインドのフェアトレード・オーガニックコットンを使い、ボスニア・ヘルツェゴビナの工場で縫製している。全てのシャツにトレーサビリティーコードが縫い付けてあり、ブランドのホームページで各工程の生産者の写真や情報を見ることができる。チャンネルゼロワンでは6色、各XS~Lの4サイズを揃える。1万9000円。

 エシカルを訴求するブランドはレディスが多く、メンズの選択肢は限られている。インヒールズでは16年からユニセックス向け商品を作っており、直営店での男性向け商品の取り扱いを増やしている。


「カルパサス」共同代表のマイケル・ジーク氏(左)とレネ・グルネンフェルダー氏


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