伊藤忠ファッションシステム(ifs)は、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を手掛けるタクティックゲームズ(英国)と、モルックのアパレル、服飾雑貨カテゴリーなどに関するマスターライセンス契約を締結し、日本国内における商品化ライセンス事業を行う。
モルックは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なゲーム「クゥッカ」を元に、フィンランドのラーデン・パイッカによって96年に開発されたスポーツ。
ゲーム時に投げる棒を〝モルック〟と言い、投げて倒れた木製のピン〝スキットル〟の合計点数が先に50点得点した方が勝利する。老若男女問わず楽しめ、フィンランドでは「サウナとビールを楽しみながらプレーされている」気軽なスポーツだ。
ifsは、「日本での新しいスポーツのスタイルを提案していきたい」考えだ。同社のアパレル・服飾雑貨などのライセンスビジネスのノウハウを活用しながら、有力アパレルや、スポーツをはじめアウトドア、フード、飲料などのメーカーと、サブライセンス契約する。
一般社団法人日本モルック協会とも連携し、8月に函館で開催されるモルック世界大会や、その他の公式大会、年間スポンサー契約のサポートも実施する。